韓国映画と韓国ドラマの違い
国内で韓国映画を観たいとき、「TSUTAYAでレンタルするか~」という流れになるわけですが、ここ1年くらい、「韓国映画すくなっ!てか、全然日本に入ってきてない!?」と思うことが多くなりました。
数年前までは、日本で知名度のある俳優が出演していなくても「韓国でヒットした」とか「映画ツウが認める名作」はレンタル化されてたんですよね~。
それが、「人気俳優・人気アイドルが出演してないと、日本国内の劇場で上映されない」状況になってきて、今や「劇場で上演しても、DVD化されない(もしくはレンタル化されない)」作品が多くなってきている…。
そもそも、日本で知名度のある俳優やアイドルが出てないと上演されないって時点で、私にとっては不満足なんですがね…。
一方、今でもTSUTAYAに行くと、韓国ドラマはレンタルDVDコーナー全体の3分の1程度のスペースを占めるほど溢れかえっています。
※私の行動範囲にあるTSUTAYAだけでなく地方に住む友人もそう言ってたので、全国的にそういう傾向があるのだと思います。
韓国ドラマは需要があるのに、韓国映画を観たい人は少ない?
そもそも韓国ドラマと映画の違いって、何なんでしょう???
一般的な日本人のもつ韓国ドラマのイメージって、ハーレクイン小説的な楽しみがあるものです。
非現実的と分かりつつイケメンと胸キュンを楽しむ、脳内をハッピーにするための麻薬的な(笑)
一方、韓国映画となると、シリアスすぎたり残酷すぎたり、感動ものは意外とワンパターンなストーリーが多い。
また、他国と大きく違う特徴として、自国の悲しい歴史を語ることを重視している傾向があるので、「またその時代の話…?」と感じてしまう作品が多いのも、嫌煙される理由かも知れません。
かく言う私も、韓国映画よりドラマの方が好きです。(;^_^A
もちろん私も韓国ドラマの「ハーレクイン的なお楽しみ」も楽しんでるわけですが、時々現れる「ドラマとは思えないストーリーの奥深さ」に感銘を受けているわけですよ。
なんでそんなに日本のドラマと違うのか?という疑問が出てくるわけですが、そもそも1話分の放送時間が日本よりも20分程度長い×最低1作品16話あるのですから、長い時間を使って深みのあるストーリーを描けるという利点はあります。
しかし、時間の点以上に物語自体が素晴らしい作品が多いのです!!
そんな私が今お薦めしたいのは、「ディア・マイフレンズ」と「恋のスケッチ」(応答せよ1988)の2作品。恋愛がメインじゃなく、人生を語るのがメインの作品です。
先日TSUTAYAレンタルにも置いてありましたよ。
これに感動できるのは30代以上かも知れませんが、涙を流すのを厭わない方にはぜひお薦めしたい作品です。
出演:コ・ヒョンジュン、チョ・インソン
出演:パク・ボゴム、ヘリ(Girl's Day)