「番人」24話までと「サム・マイウェイ」12話までの中間感想
番人(파수꾼)は24話まで、サム・マイウェイ (쌈 마이웨이)は12話まで観ました。韓国放送に追いついている状態です。
「番人」は、70分を半分に分けて、35分×2話ずつで放送してます。
韓国では間にCMが挟まれずに放送されるのが一般的でしたが、韓国人の友人によると、最近は番組を1部・2部に分けて、間にCMを入れるようになってきたんだそうです。
なので、16話で完結するミニシリーズとして計算すると、「番人」は現時点で12話まで終わったということです。Wikiによると36話完結のようですから、普通の16話完結のミニシリーズと同じボリュームですね。
「番人」のストーリーは、最初の方は残酷で悲しくて観てられない感じだったのですが、犯人が追い込まれてきてから面白くなってきました。
これからどんな風に犯人が破滅していくのかが楽しみです。
「ピノキオ」にも出てたキム・ヨングァンさんが裏のある役で出演中なのですが、顔の演技が凄かったです。(笑) 頑張ってますね。
イケメンなだけでは生き残れない韓国芸能界です。
一方「サム・マイウェイ」は前半が面白かったせいか、絶賛”中だるみ中”。(笑)
ドンマンとエラが両想いになって、ハラハラドキドキがなくなっちゃったかな?
恋のライバルだったヘランも出てこなくなっちゃったし、どーなってんの!?www
今私は、「主人公カップルより、脇役カップルの動向が気になる」という”韓流ドラマあるある”状態に陥ってしまってます(笑)
以前のブログ記事(↓)で、「秘密の森」(비밀의 숲)も観てると書いたのですが、観る時間がなくて2話でストップしてます(-"-;A ...アセアセ
面白そうなストーリーだったのですが暗いので、心に余裕があるときに観る予定です。
日本でも有名なぺ・ドゥナさんとチョ・スンウさん出演なので、韓流チャンネルでは放送されるでしょうね。無料BSでは放送されない気がしますが…。いつか待ってれば、放送されるかな!?(笑)
女性に好かれる女優さん
突然ですが、「また!?オ・ヘヨン」を観て以来、女優ソ・ヒョンジンさんが好きです。
ドラマのストーリーも大好きだったのですが、ソ・ヒョンジンさんの魅力にハマりまくりました。
主人公オ・ヘヨンは自分に自信がないんだけど強がらなきゃやってられなくて、でも家ではグダグダなアラサーで・・・共感しまくりだったんですよね。
ドラマが大ヒットしたのも、主役オ・ヘヨンを演じきったソ・ヒョンジンさんの魅力が大きかったと勝手に判断してます。(笑)
日本でも90年代に山口智子さんが大流行したように(←古い)女性に好かれる女性って、自然体で飾らない人なんでしょうね。
韓国でも、美人なのに捨て身の面白い演技に挑戦したり、庶民的な自然体を演じようとする女優さんが増えてますが、正直似合ってない人も多いので、こればっかりは誰でもそうなれるわけじゃないんじゃないでしょうか。
ソ・ヒョンジンさん、東方神起などで有名な事務所S.M.エンターテインメントからアイドルグループM.I.L.Kの一員としてデビュー。その後Jump Entertainmentという事務所に移ったみたいです。
「また!?オ・ヘヨン」の大ヒットの後に出演した「浪漫ドクター キム・サブ」もヒットを飛ばし、人気を確固たるものにしました。
「浪漫ドクター キム・サブ」、韓国では高視聴率だったのに、日本ではあまり話を聞きませんね。
日本で人気がある俳優が出演してないからなんでしょうね~。残念です。
「また!?オ・ヘヨン」のOST、ロイキムが歌う어쩌면 나(もしかしたら僕は)が大好きです♪
「浪漫ドクター キム・サブ」には、「応答せよ1994」でチルボン役だったユ・ヨンソクさんが出てるみたいですよ。
異性のキープ方法? 「ごはん食べに行こうよ シーズン2」
「ごはん食べに行こうよ シーズン2」で面白いセリフが出てきました。
오빤 역시 내 어장에서 제일 크고 멋있는 물고기예요.
直訳すると、「オッパ(お兄ちゃん)はやっぱり私の漁場の中で一番大きくてカッコいい魚だわ!」です。
韓国語で어장 관리(漁場管理)という表現をよく使うのですが、日本語で言うと”異性をキープする”という意味です。
一対一の恋人関係じゃなくて、自分の漁場に入れておいて管理(キープ)する。
つまり、上のセリフの意味は「私がキープしてる男の中で、オッパが一番いい男だわ!」ぐらいなもんでしょうか(笑)
字幕では、「さすが私のボーイフレンドナンバー1だわ」になってました。お上品ですねㅎㅎ
”ボーイフレンド”って、恋人って意味で使う気もするし、ただの男友達って意味で使う気もするし、明確な定義が分からないのは私だけでしょうか?(;^_^A
そういう意味で、上の字幕の翻訳は”言い得て妙”かも知れないですね。
ちなみに韓国語では、”ただの男友達”を表現する言葉で남사친(남자사람친구の短縮形)をよく使うみたいですよ。女性の場合は여사친(여자사람친구)ですね。
それにしても、10代20代向けの(?)韓国ラジオ番組を聴いていると、この漁場管理(어장 관리)という言葉がしょっちゅう出てきます。
だいたい「自分は漁場管理されてるっぽい」って話ですけどね。
このドラマみたいに、自分で「漁場管理してる」っていう人は聞いたことないです(笑)
「ごはん食べに行こうよ」でこのセリフを言った美人女子大生を狙う不審者役で出演中の、イ・ジェスンさん。
「ピノキオ」「ボイス」「君を愛した時間」にも出てましたが、一度見たら忘れられない顔ですね。「ピノキオ」でのアン・チャンス役が好きでした。
長澤まさみさんと釜山国際映画祭で会ったらしく、インスタに写真がアップされてましたよ~。
番人・サム・マイウェイ、秘密の森、視聴中
今、観ているリアルタイム韓国ドラマ。(韓国で現在初放送中のドラマ)
1.番人 파수꾼
2.サム・マイウェイ 쌈 마이웨이
3.秘密の森 비밀의 숲
どれも「めちゃくちゃ面白くてハマる~!」って感じではないですが、敢えて言えば、サム・マイウェイを一番楽しみにしてますかね←何様だw
パク・ソジュンがカッコイイので、ストーリーに関係なく楽しむことができます。←それでいいのか?
ストーリーは、「幼馴染あるある」的な、りぼんとか、ちゃおとかで連載されてそうな感じの内容(笑)
そういえば、韓国ドラマでこういうベタな幼馴染あるあるストーリー、珍しいかも!?
番人は、とにかくストーリーが残酷で理不尽。これが「めっちゃ楽しみ!」だったら、逆にそれもどーなんだって感じですが、主人公のイ・シヨンさんがこれでもかってくらい体を張っててすごいです。。。韓国人の友人によると、この人ボクサーをやってたこともあるらしく…。ガチの人ですね(笑)
※韓国語のウィキペディアによると、格闘をやってたと書いてあります。
しかも、イ・シヨンさん、デビュー時に年齢をサバ読んでたらしく、ある時に整形手術と年齢サバ読みを告白したとか。1982年生まれの35歳であんなアクションをやってるなんて…同世代としてほんと尊敬しちゃいます。
私なんか、毎日疲れてますからね…。
そして秘密の森に出演しているのは、映画「ラブレター」(原題:クラシック)や映画「マラソン」で有名なチョ・スンウさんと、日本でも人気なぺ・ドゥナさん。
ストーリー的には、3つの中でこれが一番面白いかも知れないです。
ただ、これも殺人事件なので暗いですよ。
今期韓国で放送されているドラマはシリアスなものが多くて、気楽に楽しめるものが少ない、と韓国人の友人も言ってました。
世相を反映してるんでしょうか!? 韓国ドラマでハッピーな現実逃避したいのに~!私のニーズが満たされません(笑)
チョ・スンウさん出演の名作「ラブストーリー」一度観ていただきたいです。
同作の名曲「너무 아픈 사랑은 사랑이 아니었음을」(辛すぎる愛は、愛じゃないということを)も。
JYJのジェジュンはじめ、いろんなアーティストがカバーしているので、耳にしたことある方も多いはず。
韓国映画と韓国ドラマの違い
国内で韓国映画を観たいとき、「TSUTAYAでレンタルするか~」という流れになるわけですが、ここ1年くらい、「韓国映画すくなっ!てか、全然日本に入ってきてない!?」と思うことが多くなりました。
数年前までは、日本で知名度のある俳優が出演していなくても「韓国でヒットした」とか「映画ツウが認める名作」はレンタル化されてたんですよね~。
それが、「人気俳優・人気アイドルが出演してないと、日本国内の劇場で上映されない」状況になってきて、今や「劇場で上演しても、DVD化されない(もしくはレンタル化されない)」作品が多くなってきている…。
そもそも、日本で知名度のある俳優やアイドルが出てないと上演されないって時点で、私にとっては不満足なんですがね…。
一方、今でもTSUTAYAに行くと、韓国ドラマはレンタルDVDコーナー全体の3分の1程度のスペースを占めるほど溢れかえっています。
※私の行動範囲にあるTSUTAYAだけでなく地方に住む友人もそう言ってたので、全国的にそういう傾向があるのだと思います。
韓国ドラマは需要があるのに、韓国映画を観たい人は少ない?
そもそも韓国ドラマと映画の違いって、何なんでしょう???
一般的な日本人のもつ韓国ドラマのイメージって、ハーレクイン小説的な楽しみがあるものです。
非現実的と分かりつつイケメンと胸キュンを楽しむ、脳内をハッピーにするための麻薬的な(笑)
一方、韓国映画となると、シリアスすぎたり残酷すぎたり、感動ものは意外とワンパターンなストーリーが多い。
また、他国と大きく違う特徴として、自国の悲しい歴史を語ることを重視している傾向があるので、「またその時代の話…?」と感じてしまう作品が多いのも、嫌煙される理由かも知れません。
かく言う私も、韓国映画よりドラマの方が好きです。(;^_^A
もちろん私も韓国ドラマの「ハーレクイン的なお楽しみ」も楽しんでるわけですが、時々現れる「ドラマとは思えないストーリーの奥深さ」に感銘を受けているわけですよ。
なんでそんなに日本のドラマと違うのか?という疑問が出てくるわけですが、そもそも1話分の放送時間が日本よりも20分程度長い×最低1作品16話あるのですから、長い時間を使って深みのあるストーリーを描けるという利点はあります。
しかし、時間の点以上に物語自体が素晴らしい作品が多いのです!!
そんな私が今お薦めしたいのは、「ディア・マイフレンズ」と「恋のスケッチ」(応答せよ1988)の2作品。恋愛がメインじゃなく、人生を語るのがメインの作品です。
先日TSUTAYAレンタルにも置いてありましたよ。
これに感動できるのは30代以上かも知れませんが、涙を流すのを厭わない方にはぜひお薦めしたい作品です。
出演:コ・ヒョンジュン、チョ・インソン
出演:パク・ボゴム、ヘリ(Girl's Day)
韓流から離れられない理由
冬のソナタが世間を賑わしてから、はや13年。(日本での放送が2004年)
日本のテレビに韓流が溢れたことに非難が集まったことや、単純な人々の飽きが重なり、昨今では韓国ドラマや韓国アーティストが地上波に出てくることは少なくなりました。ブームが終了したと言っても過言ではないでしょう。
私が韓国ドラマにはまったのは、2007年。フジテレビで「大いなる遺産」を観たことがきっかけです。
そして韓国語の勉強を始めたのが2013年。その時は超大好きなKPOPアーティストがいて、その人の喋ってることが理解したくて勉強しまくったんですよね(笑)
(今でもその人のことは好きですけど、当時ほどの情熱はないです汗)
猛烈な勉強の結果、TOPIK(韓国語能力試験)最上級である6級と、ハングル検定2級(正式名称:「ハングル」能力検定試験)を取得するところまで勉強しました。
おかげで今は韓国ドラマ、韓国映画、本、KPOPを字幕(翻訳)なしで楽しめるようになってます。
世間では、ほぼ韓流ブームなんて忘れられているのに、なんで今も韓国文化にどっぷり浸ってるのか?
ときどき自分でも考えるんですけど、きっとあまりに大量の韓国の文化に触れすぎて、それが日常になってしまったんだと思います。
それと、時に冷静な視線を向けることはありつつも、なんだかんだ自分の性格に合っている部分があるのでしょう。
ちなみに私の性格は、知識欲が多く、マニアックです。(笑)
だから多くの他の人には共感してもらえないことで、1人グフグフ悦に入っていることが多いです。
しかし、もし私のツボが貴方のツボがはまったら、マニア同士でしか味わえない深い喜びがあるはず。
貴方にとって、ここがそんな場所になったら、これ幸い。
何もしたくないときにでも、読んでいってくださいな。